新・彗星さ~ん☆ は~い!

SHINHWAが大好きです。愛あるつっこみをモットーにSHINHWAについて語るほぼ自己満足ブログです。

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novices (3) 不純な動機

Posted by JUNE on   1 comments   0 trackback

こんにちは。
昨日は、えんでぃのお友達たちとのグラビア写真や
どんわんのクリスマスのご挨拶ビデオとともに、
ミヌの体調不良による病院行きなどざわざわとした1日でした。

もやもやするので、爽やかな青春のお話でも……
早くぴるぎょちゃんをダンス部に入部させなければ(笑)




終業のベルが鳴るとぴるぎょはいつの間にかいなくなってしまっている。
ぴるぎょは、月に一度ある席替えのときもなぜかいつもいちばん後ろの列に
ちゃっかりおさまっている。
変に運の強いやつだ、といつも前のほうの席になってしまうジョンヒョクは思っている。
ジョンヒョクは、授業中の彼の姿をさりげなく盗み見ることもできないし、
ベルが鳴ると、あっという間に消えてしまう彼が
なぜそんなに急いでいて、どこに行ってしまうのかも知らない。

何度も一緒に帰ろうとさりげなく誘っているつもりなのに
避けられているのかなあ、とジョンヒョクは思いながら
すぐには家に帰る気分にならなくて、
屋上へと向かう。

遠足のときは、楽しかったのになあ……。

屋上のコンクリートが出っ張っている部分に腰をおろす。

「はあ……」
大きなため息とともに、たばこをカバンの中から取り出す。
パッケージの中から一本抜き出して
愛用のライターで火をつけようとしたところ、
それが見当たらない。

「ライターもどっかに行っちゃって、俺はひとりぼっちかよ……」

ぼそっとつぶやいて、たばこを投げ捨てたら、
それが誰かに当たった。

ちっちゃくて、にこにことした二つの目がジョンヒョクを見ている。

「……なに?」

「あ、そんなところに人がいたとは気づかなくて。
 ごめん。」

「別にいいよ。これ、君の?」

「うん。」

ジョンヒョクがそう言うと、その男子生徒は丁寧にタバコをジョンヒョクのほうに
持ってきて、それをジョンヒョクに手渡した。

「あ、ありがとう。」

「どういたしまして。」

「ついでだから、聞くけど……火、貸してくれない?」

「あ、俺タバコ吸わないんだ。」

その男子生徒のことを頭のてっぺんからつま先までジョンヒョクは
あらためてじっと見る。

「……そだね、まだもうちょっと背が伸びたほうがよさそうだもんな。
 吸わないほうがいいよ。」

「おいおい、失礼なやつだな!」

そう言いながらも、その生徒の目はにっこりしたまま
ジョンヒョクの隣に腰をおろした。

「僕は1年3組のイミヌ。よろしくね、ムンジョンヒョク君。」

「あれ? 俺のこと知ってんだ? 中学から一緒だったっけ?」

「違うよ。僕はソウルの出身じゃないし。でも、君は有名人だから知ってるだけ。」

「ふ~ん。」

ジョンヒョクは、興味なさそうに答えた。

「で、イミヌ。なにやってんの、こんなとこで?」

「ダンス。」

「ダンス? そうなんだ。」

頭の中はピルギョのことでいっぱいのジョンヒョクは
自分から質問したくせに、聞き流しているだけだった。


「君も踊ってみる?」

そう言うと、ミヌはジョンヒョクには良く分からないダンスを踊りだした。
ちっちゃい体でぴょんぴょん飛んだり跳ねたりしているようにしか
ジョンヒョクには見えなかったけれど、
表情もテンポもくるくると変えながらとても楽しそうに踊っていて、
見ていると元気が出てくるようでいつの間にか引き込まれていた。

ひととおり踊り終わったらしいミヌに、ジョンヒョクは拍手をした。

「お前、すごいじゃん!」

心からそう思った。

「だろ? 自分でもそう思うんだけどさ。」

そう言ってにこっと笑ったミヌは、とても満足そうだった。

そうやって、ミヌとジョンヒョクは知り合い、
こんなところじゃなくて、ちゃんとダンス部を作って活動すればいいんじゃないか、という
ジョンヒョクのアドバイスとコネでダンス部が結成された。
なりゆきでジョンヒョクも部員になった。

部長イミヌ、副部長ムンジョンヒョク、たった二人だけのダンス部の活動は
実質ミヌが体育館の踊り場みたいなところで踊っているだけだったけれど、
ちゃんと顧問の先生もいたし、部室ももらえたし、
ジョンヒョクには部室というのはとても居心地がよかった。

一学期の期末試験もあと一日で終わり、いよいよ夏休みが始まろうとしている。
期末試験のあとには一週間ほどの講習期間が設けられてはいるけれど
少なくとも一ヶ月は学校には来ない。
部活の練習があると別だけど。

「夏休みってことは会えないんだよなあ……長いなあ……」

そう思うと、「勉強から解放される、夏休みヤッホー!!」
みたいな気持ちにはなれない。

「なあ、ミヌ。俺らって夏休みも練習やんの?」

「俺はやるよ。お前も来る?」

「そろそろさ、俺ら以外の部員も必要なんじゃないかと思うんだけど?」

「そりゃ部員がたくさん来てくれたら嬉しいけどさ。でも、だいたいすでにほかの部活やってるだろ?
 ダンス部できたの六月なんだから。
 夏休みに運動部の練習についていけなくて辞めるヤツらが絶対いるから
 そういうの待って、九月から本格的に募集しようかなと思ってるけど。」

「おい! よその部をやめたような根性なしはこのダンス部にはいらないぞ!」

「なに? お前そんな急にアツくなっちゃって。」

「心当たりがある。」

「え?」

「だから、ダンス部に入りたいんじゃないかってヤツを知ってるってことだよ。」

「そうなんだ。誰?」

「……それは……また連れてくるから。」

「あ、そう? お前、面食いっぽいからなあ。顔だけのヤツだったら許さないからな!」

図星だけれど、ピルギョは顔だけのヤツではない、という確信が
ジョンヒョクの中にはある。
ただ、自分の誘いに乗ってくれる自信があまりなかった。


******************

期末試験の最終日、その日もテストの終了と同時にピルギョは教室を出たけれど、
うしろからものすごい勢いでついてくる足音が自分の横で止まったかと思うと
肩をがしっとつかまれた。

「おい、ピルギョ。話がある。」

「……なに?」

やばい、ジョンヒョクの顔を見るとまた顔が赤くなりそうだ。
ピルギョはいっそう伸びた前髪をさわる仕草をしながら
表情を見られないようにうつむいたまま答える。

「お前、なんでいつもすぐに帰っちゃうの? なんか用事あるのか?」

「……べつに。」

「部活、まだ入ってないんだろ?」

ピルギョは、テコンドーの道場に通っているので
ほかの部活動には興味がなく、高校での部活動には参加していない。

「ああ。」

「じゃ、お前、ダンス部に入れよ。」

「……え? なんで? そもそもダンス部なんてあったの?」

「ダンス部は最近できたんだよ。それに、なんでって俺がいるからだよ。」

「なんでお前がいるからって理由で俺がダンス部に入らなきゃならないの?」

「……それはだな……」

言葉につまりながらも、ジョンヒョクはピルギョの目をまっすぐに見て言った。

「一緒になんかやろうぜ。」

「なんで俺がお前と一緒になんかやらないといけないわけ?」

「そりゃ、……親しくなりたいからだよ。」

親しくなりたい。それが、ジョンヒョクの素直な気持ちで、
本当はピルギョも同じ思いだったのだけれど、
なかなか素直になれないのがピルギョなのだ。

沈黙に耐え切れなくて、ジョンヒョクが言う。

「それにな、部室あるんだぜ! 教科書も置いておけるから
 毎日重いカバンを持たなくてすむしな!
 それに、部長のイミヌもいいやつだから!
 ダンスも意外と楽しいし!
 ええとそれと……」

「……親しくはなりたくないけど」

ボソッとピルギョが言う。

「……でも、部室あるんなら入ってやってもいい。」

「え!?」
 
ジョンヒョクは思わず聞き返す。

「入るって? ダンス部に入る?」

「……やっぱりやめようかな。」

「いやいや、俺さっき聞いたから。ダンス部に入れてください、って
 お前言ったから。」

「おい、殴るぞ!!」

そうムキになって言い返しながらも、ピルギョは別に怒ってはいなかった。

ダンスなんてしたこともないし、人前で踊るなんて恥ずかしくて想像すらできない。
だけど、なんかダンス部に入ろうと思っちゃったんだもんな……

自分でも不思議だったけれど、
こうやってピルギョは、三人目のダンス部員になった。




不純な動機で入部しちゃったぴるぎょちゃん、
ジョンヒョクとは親しくなれるのでしょうか(笑)
すぐに親しくなるとつまらないのでね、あれこれアクシデント起こるほうが
いいですよね~(//∇//)

というわけで、まだまだ続く……です!!
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Comment

JUNE says..."拍手コメ memi様♪"
こんにちは。
そうですね、夏休みあれこれとはじけちゃう季節ですからね(笑)

とはいえ、ぴるぎょちゃんにはまだまだ純潔を守っていただきたいので
じょんひょく君にはほかのところで火遊びでもしてもらおいかなあ、とか
いろいろ思っております←

なんか自分で書いているくせに、ぴるぎょちゃんがかわいくて
本当にうへへって感じです(呆)

いつもコメントありがとうございます♪
2013.12.24 11:16 | URL | #- [edit]

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