新・彗星さ~ん☆ は~い!

SHINHWAが大好きです。愛あるつっこみをモットーにSHINHWAについて語るほぼ自己満足ブログです。

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ミヌ少年の恋 2

Posted by JUNE on   6 comments   0 trackback

さてさて、前回の続きです。
もっと練ればよかったんですけどもういいか、ということで(コラ!)
一気に最後までアップします。

私、やっぱりシナペンなので仲間内の萌のほうが大きかったみたいで
こんなお話になりました。

よければどうぞ。




3年生になり、そろそろ周りは進路のことであわただしくなりつつある。
「プロのダンサーになりたい」
進路相談でそう言ったミヌに、担任の教師は
「とりあえず、大学に行け。」
と真剣に取り合ってくれなかった。

顧問のヒョニョン先生でさえ、
「あんたね、気持ちは分かるわよ。
 でも、この私でさえダンスだけでは食べていけないし
 こんなところで生活のために1日8時間をささげているのよ。
 ダンスだけしていても、化粧品代さえ出ないわよ。
 大学だけは行っておかないと。
 一生怪我もせず踊り続けられるっていう保障なんてどこにもないんだから。
 この国ではダンサーなんて地位が低いし、収入も低い。
 男なんだから、お金持ちと結婚してそのお金で存分にダンスをして、っていうのも
 情けないわよ。」
とまったく認めてくれない。

ダンス部の友達は、みんな普通に大学に進学するようだ。
いくら親友同士とはいえ、どの学校を受けるかっていうのは
みんなあまり言いたがらない。
それでも部員たちとの会話の中で「勉強なんて……」という話はよく出てくるのに、
フィドンとは相変わらずダンスの話ばかりだ。
「ダンサーになる」と出会った頃からずっと言っているけれど
どういうルートで、どういうキャリアを積んで、というところは
あまり話したことがない。
とりあえず、芸能プロダクションのオーディションを受けるとか、
コンテストに出場するとか、あれこれルートはあることは
今までの会話の中でも出てきたが、ミヌはなかなか踏み出せないでいた。
ただ、フィドンはあるコンテストに出場して、けっこういいところまで行ったと
話してくれたことがある。

夏休みまであと数日、という日にフィドンが改まった様子で
ミヌに言った。

「なあ、ミヌ。お前、俺と一緒にコンテストに出ない?」
「なんの?」
「なんのって、ダンスに決まってるじゃん。」
「そりゃ分かってるけどさ、どういうの?」
「うん、けっこう大きい大会じゃないかな。高校生は少ないけど
 出場者を見ているだけでも勉強になるし。
 去年は俺ひとりで出たんだけど、今年はお前と一緒になにかやりたくて。
 8月の終わりだから、夏休みにびっちり練習すればいいじゃん。」

フィドンと一緒にコンテストに出る。
その場面を想像するだけで、興奮する。
そして、夏休みも一緒に過ごせるんだ。
ミヌはもちろん、「やろうぜ」と返事をした。

************************

夏休みは、いちおう親の手前、大学受験の勉強もしながら、
フィドンとの練習にほとんどの時間をさいた。
こんなふうに一緒に練習する中で、意見を言いあったり、お互いにダメだしをしたり
しなければならないこともある。
お互いが真剣な分、それはしかたのないことで、
少し気まずくなることはあっても、
練習が終わると、「さっきはごめん」とどちらからともなく言い出し、
深刻な問題にはならなかった。
むしろ、そのアドバイスで自分自身のダンスがよくなることも
多かったのだ。
それほど2人は相性がよかったということだ。
2人ともチームを組んだことがやはり間違いではなかったと
確信しながら充実した毎日を送っていた。

いよいよ大会当日。
初めてこういう大きな大会に出るミヌは緊張のあまり
心臓が飛び出しそうだったし、フィドンが言っていたような
周りを見て勉強する余裕もなかった。
自分たちの出番が近づいてくる。
「大丈夫だ、俺達なら」
フィドンがミヌに声をかける。
今まであえて避けていたハグをしながら。
ミヌも、フィドンの心臓の音が伝わってくるのを聴いて
その速さが自分のとぴったりと重なり合ってることを感じ
自分だけではなく、フィドンも同じような気持ちでいるんだ、と
ホッとした。
「よし、やるぞ!!」
ステージへと駆け出す。

客席には、ダンス部の仲間の顔も見える。
ずいぶんと緊張した面持ちの仲間を見てふと笑いがこみ上げる。
……思ったよりも冷静な自分を発見する。
よし、大丈夫だ。

ミヌとフィドンは、その日今までのなかで最高のパフォーマンスをした。
そして、年長者たちのなかで2位という立派な成績を残した。

************************

青天の霹靂とはこういうことを言うんだ、と
18才のミヌは初めて知った。

「俺、アメリカに行くから。」

フィドンから突然そう宣言された。

「どんな言葉でお前に伝えたらいいのか、すごい悩んだ。
 だけど、俺がひとりでアメリカに行く、っていう事実は
 どういう言い訳をしても変わらないから……」

どういうことなのか、ミヌはよく理解できないでいる。
「ちゃんと説明してよ。」

なんの表情も読み取れないフィドンの表情を
ミヌはじっと見つめる。

「事実だけを言う。この間のコンテストのあと、ある人にその話を持ちかけられた。
 もちろんお前も一緒だと思ってたら、俺だけだった。
 だけど、俺は行くことにした。
 来月にでも出発する。」

なんだよ、それっ! って怒ったほうがいいのか、
お前の夢に近づいたな、って喜んだほうがいいのか、
ミヌには分からなかった。
ただ、涙だけが流れていた。

フィドンもどうすることもできず、じっとそこに立っていた。

************************


本当にフィドンが自分の前から消えてしまった。
いろんな感情をどう処理していいのかも分からないまま
2人の間にできてしまった距離を埋める術もなかった。

そして、今年も文化祭の季節がやってきた。
またダンス部のみんなとステージをやることはもちろん決まっている。
ただ、去年までのような単なる仲良しチーム、というダンス部でも
なくなっていた。
相変わらず楽しくはやっているけれど、ダンスの技術だけではなく、
真剣さという面でも確実に進歩している。
なにより表面上は明るくいつものように振舞おうとしている部長のことを
部員たちはとても気に掛けていた。

「お前、そんなにぼんやりしてるんだったら、
 俺がセンターで踊るぞ!」
ぴるぎょにそういわれ、まさかセンターで躍らせるわけにもいかないし、
自分はがんばるしかない。
ミヌは内心苦笑しながら、そう思った。
直接フィドンとのことについてなにかを言ってくるわけでもないけれど
みんなが自分のことを心配してくれていることは
ミヌもちゃんと分かっていた。
フィドンは消えてしまった、それでも自分には一緒にいてくれる仲間がいる、
と思えることがとてもありがたかった。

「ミヌ、フィドンに留学の話を持ちかけたのは、私も知ってる人なんだけどね、
 フィドンも本当に悩んでたのよ。
 あなたも一緒に行けるようにって随分粘ってたらしいし。
 でもね、必ずしも一緒にいるだけが方法じゃないから。
 あなたはあなたの道でがんばりなさい。」
ヒョニョン先生もそう励ましてくれた。

辛い別れではあったけれど、ミヌの中には確実にフィドンとの日々が存在して
それが大切なものであることには変わりがない、と
ミヌは知っている。
そんな「核」が自分の中にできたことが、彼の成長につながっていく。
再び会うときに、フィドンにも堂々と胸を張れる自分でいるために、
ミヌはこれからも踊っていく。

(完)




最後のほう、説明ばっかりですけど(笑)
もっと細かく場面描写とかすればよかったと思いつつも
ま、フィドン君との恋はこれにておしまいです~

読んでいただいてありがとうございました!!

前回も書きましたが、またこれからもちょくちょくと
スピンオフ書いて行きたいと思います。
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Comment

usa says..."ふぃどん君〜"
ふぃどん君〜カムバック〜。
大人になった時の二人の再会なお話、、、あるかな?あるかな?(((o(*゚▽゚*)o)))

そして、じょんひょく君のコイバナもお待ちしております(^O^☆♪

初の試みはどうだったかな?産みの苦しみしつつも楽しいよね(*^^*)
スピンオフも楽しみにしてますルンルン?

甘くて苦い、キラキラな青春。ご馳走様でしたo(^▽^)o
2013.10.14 13:53 | URL | #HF13wXwo [edit]
JUNE says..."usaさん♪"
いろいろアドバイスありがとう(o^-^o)
きっと自分ひとりで書いてたら途中でやめてたと思う(笑)

最後の方、早く終わらせよう感がすごいのがまだまだだねー←

大人になって再会するのは、でんしん9でかな(笑)
りくみん、りくしょん、わんしょん、みんじん、わんでぃ、
どんな組み合わせでも楽しめるね、
やっぱり青春っていいわー( ̄∇ ̄*)

また、会議しなきゃ♪よろしくね~
2013.10.14 18:57 | URL | #8pCzUCWs [edit]
JUNE says..."鍵コメ (き)さま♪"
おはようございます!!
3連休、あっという間ですよね。
我が家は4月をめどに引越しをする予定なので、
お家見に行ったり、不動産屋さんとお話したり、
なんか疲れる3連休でしたよ^^;

みぬ少年の恋、というタイトルにはしたものの、
ラブシーンがあるわけでもなく、
すごい近くにいるし、お互いを思う気持ちはあるのに
それをどう扱っていいのかわからない青春っぽい感じでやってみたかったのです。
今のドえろいミヌになる前の純朴な感じというか…
でも、ミヌさん、うまれたときからエロかった可能性も大ですが(笑)

そうですね~、ジョンヒョク×ピルギョは、高校生の時点では
まだまだ青すぎてケンカばっかりしてそうですけど
またいつか必ず、と思っております。
こちらこそありがとうございました^^
2013.10.15 05:27 | URL | #- [edit]
JUNE says..."鍵コメ (し)さま♪"
おはようございます★

いえいえ、私は好きなときに好きなことをただ書いているだけなので
そんなめっそうもございません(笑)
訪問者の方のご希望とかに添えるような内容、というよりは
自分が萌える話しかないですからねえ。

書き出すとすぐなんですけど、
あんまり推敲とかせずにアップしてしまうのが
よくないなあとは思っていて
あとからこんなふうに書けばよかったかな、とか
いろいろ思ってしまいます。

また、アップしたときは読んでやってくださいませ。
コメントありがとうございました。
2013.10.15 05:30 | URL | #- [edit]
JUNE says..."拍手鍵コメ (チ)様♪"
おはようございます、そして初めまして。
そうですか、いつも読んでいただいているとのこと、
ありがとうございます。
私も去年のカムバ以来、エリ代表には何度も何度も惚れ直しております(笑)

はっきり言って、コメントとかいれるのって
内容とか文面とか考えるのに悩みますよね。
(私も友達のところ以外、ほとんどコメントしたことないです)
コメント強要しているわけではないのですが
またコレを機に(チ)さんともお話できたらうれしいです。
わざわざありがとうございました^^
2013.10.15 05:43 | URL | #- [edit]
JUNE says..."鍵コメ (あ)様♪"
こんにちは^^
大阪ってめったと台風の通り道にならないので
今回も夜中のうちになんとなく通り過ぎてったみたいです。
今日は風がすごい強くて、だいぶ涼しくなりました。
そろそろ洋服も秋ものにせねばです。

そうですか、楽しんでいただけたと聞くと私も嬉しいですd(*^v^*)b
オトナになってフィドン君と再会するころには
どんなミヌさんになっているでしょうか……(笑)

クリスマスブック、写真の配置などで不満も聞いてたのですが
楽しめる内容になっていたようでよかったです♪
ありがとうございました。

私も少し前から秋っぽくなって、ミヌのソロがめっちゃ恋しいです。
Zepp TOKYOでのライブもフルで見返したり、いろいろ映像漁ったりしてます。
(あ)様はそのころまだミヌをご存じなかったかもしれないですね、
でも、カリスマ炸裂なので時間あればごらんくださいませ。
以下、動画貼っておきますのでよろしくお願いします<(_ _)>

① http://www.youtube.com/watch?v=5ZMwM3gZQwk&list=PLpnkpEBVvzECvOw72HrrhTLcFDdNthmz5

② http://www.youtube.com/watch?v=WvoAyiK8XJc&list=PLpnkpEBVvzECvOw72HrrhTLcFDdNthmz5
2013.10.16 13:08 | URL | #- [edit]

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