新・彗星さ~ん☆ は~い!

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novices (11) 誕生日

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おはようございます!

えんでぃは、訓練に行ってる姿をキャッチされ
(一説によると、じんでぃで一緒に行ってるとかあったけど
 もし本当ならじんちゃん、練習は大丈夫なのか!?)
ミヌは昨日、最終練習に向かうという写真をFBにアップしてたようですね。

ってことで、今日、明日とあと2日しかないわけですよ!!

そろそろソウルへと旅立って行かれる方もいらっしゃると思いますが
皆様、どうぞお気をつけて。

で、私のほうは相変わらずの更新を続けます~




あと1週間。

ピルギョの誕生日まであと1週間だ。
ドンワンのせいで、いや、ドンワンのせいにするのもなんか違うかな、
でも、うきうきわくわくという感じでもない自分にジョンヒョクは
気づいてしまっている。

誕生日っていっても、バイトができるわけでもなく、
かといって親にもらった小遣いでプレゼントを買うっていうのも
なんとなく情けない気もして
だけど、特別なことをしてあげたくて……
というか、とにかくピルギョの笑顔が見たくて
自分になにができるかを考えている。
でも、まずその日にジョンヒョクがピルギョを誘えるかどうかという問題もあるのだが。

「なぁ、お前らだったら誕生日に何をもらったらうれしい?」

ピルギョがいない場で、ドンワンとミヌに聞いてみる。

「え? 知ってたんだ、ジョンヒョク。気遣わせて悪いな~」

ドンワンが言う。

「え? なんのこと?」

「え? だって明日は俺の誕生日だから……」

ジョンヒョクの心底意外そうな顔を見てドンワンが続ける。

「……って……あれ、違うの?」

「まじで? お前って11月21日生まれなんだ。」

「11月生まれの基本的性格はだな……
 『一見すると慎重で用心深く見える。
  ただ意外と度胸があり、自分の意志を貫き通すタイプ。
  自信家な一面も。』
 ってんだぞ。まさしく俺じゃない?」

「なんだよ、それ。」

「俺の愛読書の『誕生月からのメッセージ』に書いてあるんだ。
 見るか?」

と言うと、またあのバッグの中から丁寧にカバーのかけられた本を
取り出す。

「……暗記してるお前がキモいよ。」

「自分を知ることは大切だと思わない、ミヌ?」

「うん、そうかも。」

そう言いながら、ミヌは7月のページを一生懸命読んでいる。

「どれどれ……『バイタリティに溢れ、感受性も豊か』だって。
 おい、当たってんじゃないか?」

完全にジョンヒョクの質問から離れたところで、
ミヌとドンワンが盛り上がっている。

だけど、ドンワンの誕生日が明日だということも知ってしまった以上、
まったく無視するわけにもいかない。
ただ、自分にとってはまずピルギョの誕生日が気持ちの上では大切だし……
って、なんで俺は二股かけてるような気分になってるんだろう、と
ジョンヒョクの気持ちもプレゼントの内容とは離れたところで
浮遊してしまっている。

ピルギョってなにが好きなんだろう?

4月に出会ってから、半年以上が過ぎたけれど、
ピルギョのことをさほど知っているわけではないことに
改めて気づく。

俺、ピルギョとどうなりたいんだろう?

そもそもピルギョって俺にとって何なの?

いろんなことを考えているうちに、
哲学的な領域にまで思考が飛んでいってしまい、
もはや収拾はつかない。

******************

「誕生日おめでとう。」

翌日、つまりは11月21日。
登校してすぐに廊下でばったりとドンワンに出会ったジョンヒョクは
なるだけフラットに言う。


「お、ありがとう!」

ドンワンが満面の笑みで、あまりにもうれしそうに答えるので
ジョンヒョクのほうが怯んでしまう。

「おぉ。プレゼントは無いんだけどな。」

「覚えてくれてるだけで嬉しいよ。ありがとう。」

そんなもんなのかな、とジョンヒョクは思う。

「そっか、じゃまた後でな。」

「うん、後でまたキスしてくれるのかな?」

突然ニヤニヤ笑いをしているドンワンに、ジョンヒョクは焦る。
慌てて、廊下の端のほうにドンワンを追いやり
声を潜めて話す。
自然と2人の距離は近くなる。

「バカ、誰にも言うなって言っただろ?」

「あれ? でもミヌには見られてたんだろ?」

「なんだよ、ミヌ……お前、話したの?」

「冗談だよ。ミヌは、ただ俺に『二度とするなよ』って言っただけだよ。
 でも、俺はピンと来たんだ。」

「お前な、俺のことからかうの、やめろよ!」

「いやだね。だって、俺、けっこうお前のこと好きかも。」

「おい!」

「恋愛感情って意味ではもちろんないから安心しろ。
 クールでかっこいいってことになってるお前が
 意外とアホみたいで面白いんだもん。」

ジョンヒョクは確かに、ピルギョと話しているよりも
ドンワンのほうが気楽で何でも言える。
つい緊張して身構えてしまうピルギョではなく、
こんなふうに軽口を叩き合えるドンワンとなら……
いやいや、それはない。
ふと浮かんだ考えを大急ぎで打ち消す。

「お前ら、こんなとことで何コソコソやってんの?
 朝っぱらからこんなにくっついて。」

後ろから突然声をかけられ、2人はびっくりする。
だって、間違えようもないピルギョの声だったから。
確かに廊下の片隅で、肩を組んだ男達がこそこそ話している様子は
怪しげに見える。

「あ、今日さ、俺の誕生日なんだ。」

「え? そうだったんだ?
 おめでとう。俺と誕生日近いんだな。」

「そうそう。ピルギョは27日だっけ?」

「うん。」

「じゃさ、今日でもいいし、一緒に誕生日パーティしようぜ。」

「いいね。」

ドンワンが軽いノリで、ピルギョを誘い
ピルギョもすぐに了承しているのを見て
ジョンヒョクは自分があれこれ悩んでいたことの徒労を思うと
どっと疲れを覚えてしまう。

「おい、ジョンヒョクも来るだろ、もちろん?」

ドンワンがそんな思いを読んだかのように、
ジョンヒョクに声をかける。

「ああ、ミヌも誘わないとな。」

ジョンヒョクは、ピルギョと自分とドンワンと3人というシチュエーションを
考えたくなくて、ミヌの名前を出す。

「そうだな。じゃ、ドンワン、教室でミヌに会ったら言っといてよ。」

ピルギョが言う。

「了解。詳しい話はまた後でだな。授業始まるし。」

「あぁ。ジョンヒョク、行くぞ。」

2組のジョンヒョクとピルギョは連れ立って行ってしまった。

「お前ら、何話してたんだよ?」

ピルギョがジョンヒョクに言い、ジョンヒョクは適当な愛嬌をして
ごまかしている。

「うん、やっぱりお似合いだな。」

微妙な距離のある2人の後姿を見送りながらドンワンは思っている。

*********************

誕生日パーティは、みんなの都合をあわせると結局27日ということになった。
パーティといっても部室にお菓子を持ってきて、ジュースで乾杯、
といういたって健全なものだ。
ケーキも持ち込みができるわけもなく、
コップに立てたろうそく1本に火をつけ、
ピルギョとドンワンが一緒に吹き消した。
それだけで十分楽しかった。

16歳。
これからまだいろんな楽しいことは待っている。
だけど、16歳には16歳にしかない思い出もある。
「初めて一緒にすごした誕生日」。
花束もケーキも愛の告白もなく、2人きりでもなかったけれど、
ピルギョとジョンヒョクが一緒に迎えた初めての誕生日は
ずっと大切な記憶として残るはず。

自分の気持ちを伝えようにも、自分にはピルギョとどうなりたいのかも
まったく分からなくて、ただ一緒にいたいだけなら今のままでも良いわけで。
「好き」だということはもう間違いがないけれど、
それもどう伝えていいのか分からない。
ドンワンみたく悪ふざけでキスをされても自分はすごい動揺したのに
これを真剣だって言ってピルギョに押し付けたら
どうなるんだろう……
いろいろ迷ったけれど、結局ジョンヒョクはいつものように
過ごすことしかできなかった。

ただ、ジョンヒョクがピルギョに贈った
「掃除当番代行券」を
ジョンヒョクの予想以上にピルギョは喜んでくれた。
きれい好きなピルギョは、学校の埃っぽい床掃除や
誰が使ったか分からないトイレ掃除なんかを
すごく嫌がる。

「ありがとう。本当にうれしい!」

そんなに嬉しかったのか、ピルギョはジョンヒョクにハグまでした。
ピルギョの笑い声を聞いて、笑顔を見ているだけで
ジョンヒョクはやっぱり幸せになってしまう。

ピルギョの16歳の誕生日は、ジョンヒョクに
「ピルギョのハグと笑顔」と「まだまだだな自分」という思いを残して終わった。




りくわんしょんから離れようと思っているのに、なんでしょう、この病み付き感!!

いまどきの高校生がどんなだかよく分かりませんが
一応彼らが高校生だったのは、90年代なわけで、
そのころはまだこんな牧歌的な雰囲気だったらいいなあという
妄想でした。

よし誕生日!!と意気込んだところで
結局なにもなく過ぎる、っていう感じのね。

チューくらいしてもよかったかなぁと思いますけど
ま、まだ高校生活はあと2年もありますから(←っていつまで続ける気w)

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