新・彗星さ~ん☆ は~い!

SHINHWAが大好きです。愛あるつっこみをモットーにSHINHWAについて語るほぼ自己満足ブログです。

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novices (9) 2人の写真

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おはようございます!
少々、間があいてしまいました。
3月ってなんかあわただしいですよね。
ゆっくりシナに浸る時間もなかなか取れないのですが
もうシナコンまであと5日です!!

今回はあれこれ考えて準備して臨むというよりは、
とにかく「集合!」ってかんじなので
まあそっちの準備はそれほど力も入ってない、とは言いながらも
4集より前の曲とかをけっこう聴いております。

きっと神話高校のせいですね(←そっちかw)

じゃ、続きよろしければどうぞ。




文化祭が終わり、11月の声を聞くと一気に朝夕が冷えるようになった。
ジョンヒョクは、昨日忘れて帰った財布を取りに
始業前に部室に寄った。

もう11月かぁ……そりゃ冷えるわな、と独り言を言いながら
ロッカーを開けると、そこに財布はあった。
「さむっ!」
なんだか、寒すぎて動けない。
駅から歩いてきたので、それなりに体はあったまっているはずなのに、
今日は特別寒く感じられる。

教室まで行けばぴるぎょがいるから、早く行って会いたいんだけど……

本来は、火事を出してはいけないからと部室に暖房器具を持ち込むことは
禁止されているのだけれど、この部屋には寒がりのぴるぎょがもってきた
電気ストーブがある。
じょんひょくは、その電気ストーブのスイッチを入れる。

ぴるぎょって11月生まれなんだよな、と
ジョンヒョクはぼんやりと考えるともなしに考えながら、
やっぱりプレゼントくらいはしたいとか、それなら何がいいかな、とか
とりとめもない思考をめぐらせ電気ストーブに当たっている。

そのとき、がちゃっと部室のドアが開く音がする。

もしかして、ぴるぎょに思いが通じたのかとジョンヒョクの心は躍る。
……でも、入ってきたのはドンワンだった。

「あれ、じょんひょく。おはよう。」

「あぁ、どんわん。おすっ。」

2人は挨拶を交わす。
どんわんは、ベンチに腰を下ろすと
相変わらず中身が不明な大きなカバンに手をつっこみ、

「ほら、見てみ?」

と、その中から取り出した一冊の本のようなものを手渡す。

「なに、これ?」

ジョンヒョクは振り向いて、ドンワンからその冊子を受け取る。
表紙をめくると、それは文化祭のときに撮った写真のようだった。
1枚1枚丁寧にファイルされていて、しかもどれもなかなかの腕前らしく、
文化祭の楽しかった時間が鮮やかによみがえるような写真集になっている。

場の空気を読まない軽薄なヤツ……と最初は
ジョンヒョクはドンワンのことをあまり快く思っていなかったけれど
その写真を見ながらドンワンがきちんとした誠実な人間であることや、
写真に映る、単なる記念撮影ではない被写体たちの姿から
ドンワンの才能みたいなものを感じていた。

もともとドンワンへの第一印象が良くなかったのは
やたらとぴるぎょに慣れなれしかったからだし、
ドンワンは本当は良いやつだということも
出会って3ヶ月もたつと、ジョンヒョクも認めていた。

ページをめくりながらジョンヒョクが

「すげぇな!」

と素直に感嘆の声をあげると、ドンワンもうれしそうだった。

ただ、露出かどうのとか、被写体との距離がどうの、とか
技術的なことまでやたらとしゃべりたそうなのが
ジョンヒョクには少し鬱陶しかった。

「お前、そういう話は俺にしても無駄だぜ。写真のことなんて
 これっぽちも分からないから。」

「あ、ごめん、またやっちゃった!」

おどけたように笑うと、ドンワンはジョンヒョクにウィンクをしてみせた。
ついつい熱くなりすぎて、自分の世界に入り込むところは、
ドンワンの良いところでもあるけれど、悪いところにもなりうる。
それが分かってきただけ、ドンワンとの距離も近くなってきたんだと思う。

「あのさ、じょんひょく……」

ドンワンが改まった様子で言う。

「なんだよ?」

ジョンヒョクは、もったいつけているのか、なかなか言葉をつながないどんわんに
少々じれったさを感じながら言う。

「……うん、これ。」

それまで見ていた写真とはまた別にあるらしいどんわんの秘密ファイルのような場所から
数枚の写真を取り出した。

ステージのあとに、ダンス部のみんなで撮ったおふざけ写真のほかに、
ぴるぎょとじょんひょくが手をつないでいる写真もある。
お互いの顔をまっすぐに見られない2人が、
歩いている先に目を向けながら、目が合って思わず照れ笑いした瞬間を
切り取ったような1枚。
あの夢みたいだった時間は、あれから2週間もたった今では
本当は自分が作り出した幻だったようにも思えていたのに。

そして誰にも見られていないと思ってたあのシーンが
こんな形であのときの自分たちが残っていたことに驚く。

「……写真部に顔出してくる、とか言いながらこんな写真撮ってたんだ。」

口には出さなかったけれど、そのときの自分たちを客観的に見ると、
自分で言うのもなんだけれどお似合いじゃないかなと思ってしまって、
じょんひょくはついにやける。

キレイな彼女(女装している自分)とかっこいい彼氏(ピルギョ)。

「それとね、これ。」

ドンワンが差し出した1枚は、ぴるぎょの横顔の写真で
遠くのほうを見つめている。
その視線の先には、ジョンヒョクがいて、
ぴるぎょの熱を帯びた視線はジョンヒョクに注がれているように見える。
着ているのは練習用のジャージだから文化祭のときではなく、
練習中に撮ったらしい。

ドンワンは、ファインダー越しに、ぴるぎょの気持ちを
見てとったのだろう。

「ねぇ、ぴるぎょとじょんひょくって好き同士なの?」

と聞いてきた。

「俺は好きだけど……ぴるぎょはどうなんだろう。」

ジョンヒョクは、なんでコイツにこんなこと答えてるんだろうと思いながらも、
ドンワンのストレートさのせいなのか、
自分も、ついストレートに答えてしまう。

「そっか。手までつないでるし、もう気持ちも確かめあってるのかと思ったけど。
 まだだったのか。そっか、そっか。」

「悪いかよ?」

「いいや、全然。で、この写真買わない?」

「……お前、商売人だなあ。」

じょんひょくは苦笑してしまう。

「友情価格でいいぞ。」

「なんだよ、それ。……で、いくら?」

「そうだな、俺にももう少し心を開いて、ってことにしよっかな。」

そう言うと、ドンワンはジョンヒョクのことをいきなり抱きしめ、キスをした。

「……なにすんだよ!?」

「写真代だよ。」

「お前な!」

「いいじゃん。どうせ、お前とぴるぎょは遠からずくっつくんだろうし、
 俺だってお前のこと好きだから。」

……え? なんだよ、お前のこと好きって?
それにドンワンはぴるぎょのことが好きだったんじゃないの?
じょんひょくの頭の中にいろんな疑問が浮かぶ。

ドンワンが自分のことを好き……それにもびっくりだけど、
まさかドンワンに初めてのキスを奪われるとは!!

唖然としているじょんひょくにドンワンが意外そうに言う。

「あれ? もしかして初めてだったの?
 お前ってアメリカ帰りだっていうし、
 それにもてるだろうし、当然経験済みだと思ってたよ。」

「初めてで悪いかよ!」

「いいや。まさか俺がお前の初めての男になれるなんて……光栄だな。」

「その言い方、やめろよ。」

「ま、キスだけだから。気にすんな!」

「気にするよ!」

「そっか。お前って意外とカタいやつなんだな。」

「当たり前だろう?」

ドンワンは突然、あははと芝居がかった笑い声を上げる。

「じゃ、俺のピルギョを任せても安心だな。」

「おい、なんだよ、それ。」

「ん? 言葉通りだよ。お前が見た目どおりのちゃらちゃらしたヤツだったら
 ピルギョのことをたぶらかすなって警告するつもりだったけど。
 案外ちゃんとしたヤツみたいだし、どっちみち俺なんてお呼びじゃないのは
 あの写真見ればよく分かるだろ?」

「……俺、お前にハメられた?」

「ハメたというか……ただ、お前がピルギョにふさわしい男なのか
 知りたかったんだ。ま、キスはやりすぎだったかも……ごめん。」

じょんひょくは、返す言葉が見つからず、混乱した気持ちを
必死に整えようとする。

「いや、やっぱりやりすぎだったな。
 ダンス部に入ってから、お前のことも少しずつ知って、
 いい加減なヤツじゃないってことは分かってたのに。
 なんか俺もピルギョのことになると、ついいろんなことが見えなくなるというか。」

「……分かった。もういいから。
 その代わり、このことは絶対誰にも言うなよ。
 俺も忘れるから。」

「……あぁ。」

こうやって秘密を共有することになったドンワンとジョンヒョクには、
その後、ややこしい事情が常について回ることになる。






First Loveの
「우리 둘이서만 사진 찍어 내방에 붙일래 늘 곁에 있게」のところがすきで、
りくしょんの写真、っていうところから考えてたら
なぜかドンワンに襲われるジョンヒョク、というお話に(笑)

いやぁ、ドンワン恐るべしですね←
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