新・彗星さ~ん☆ は~い!

SHINHWAが大好きです。愛あるつっこみをモットーにSHINHWAについて語るほぼ自己満足ブログです。

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novices (7) ライバル登場

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こんにちは。
Happy ひな祭りでございます。
3月になってしまいましたね、シナコンまでもあと19日。

そんななか週末は、久しぶりにへそんぺんのお友達との会合がありました。
韓国料理とDVD鑑賞会がメインだったのですが、
やっぱり気持ちが上がりますねっ!!

というわけで、今日も張り切って更新したいと思います。




長いようで短かった夏休みも終わり、2学期が始まってから
すでに数日が過ぎた。

宿題の提出とか、夏休みの課題テストなんかも一通り終わって、
まだまだ残暑が厳しいながらも、2学期が本格的にスタートしようとしている。

2学期は、学園祭がある。
そのときにダンス部としてもなにかをしたい、というのが
部長であるミヌの希望だ。
ただ、ぴるぎょはまだ人前に出る自信もないようで
ミヌはなんならじょんひょくと2人でなにかやってもいいかな、とも
考えている。
じょんひょくは、ダンスの経験もそれなりに豊富だし、
どんなときも決して緊張しているように見えないのがすごい。
いつも同じテンションというか、
何があっても、なんでもないよって顔しているじょんひょく。
なのに、ぴるぎょのこととなると突然あたふたしだすのが笑える。

じょんひょくとぴるぎょの2人のやりとりを思い浮かべながら
ミヌは思い出し笑いをしてしまった。

あ、やべ……ここ、教室だった、とあたりを見渡す。
ほかの生徒たちは、グループになってしゃべっていたり、
次の授業の予習をしていたり、と思い思いに休み時間を過ごしていて
誰もミヌのことを気に留めている様子はなかったことを確認し、
ほっとする。

「おい、イミヌ!」

ほっとしたのもつかの間、肩をばしんと叩かれる。

「……いてっ!」

思わずトゲのある声を出し、叩いてきた相手にもきつい視線をよこす。
しかし、その相手の顔は見えず、四つ切サイズに引き伸ばした写真を掲げている。

写っているのは……ぴるぎょだ。
場所は水飲み場だろうか。
無機質なコンクリートを背景にして、両太ももに置いた手を組んで
座っているぴるぎょ。
組んだ美しい指の上からは目から上の顔が見えている。
濡れた髪、色白の肌が汗ばんで上気したかんじ、
どこを見ているのかは定かではないけれど力強い光の宿った瞳。
荒い息が聞こえてきそうな迫力のある写真。
ミヌは写真のことはよく分からないけれど、
素直にすごく良い写真だと思った。
自分が知っているぴるぎょとは、少し違う少年の姿が映し出されている。

「どう?」

写真の後ろから顔を覗かせたのは、クラスメートのキムドンワンだ。
あまり接点がなく、1学期の間には数回言葉を交わしただけだ。
前の夜にあまり眠れなくて、頭が痛かったとき、
「あたま痛い……」
とつぶやいたのがたまたま近くにいたドンワンの耳にも届いたようで、
「頭痛いってどんな痛さ?」
とミヌに声をかけ、彼なりの診断にしたがい、大きなリュックの中から薬を出して、
「これ、吞みなよ。」
とくれたことがあった。

ずいぶん、親切なやつだな、というのがそのときの印象だ。
その翌日に、
「どう? なおった?」
と聞かれて、
「ああ、おかげさまで。」
と答えると、とてもうれしそうにドンワンが笑った。

……とそれくらいの関係なのだが。

「どうしたの、その写真?」

「それはね、僕と彼だけのヒミツ。」

「お前、ぴるぎょと知り合いだったの?」

「ぴるぎょ? ああ、彼、ぴるぎょって言うの? それ、あだ名?」

「いや、本名だけど。ってことは、知り合いでもないのか。」

「ぴるぎょかぁ、いったいどういう由来なのかな。」

ドンワンは、マイペースな人間らしく、
ミヌとの会話の流れを無視して、ぴるぎょの名前についてしばし考えこんでいる。

「いや、そこまでは知らないけどさ。」

「今度、聞きに行ってもいいかな?」

「聞くくらいはいいんじゃないの。」

ミヌがそういうと、ドンワンはまた人懐っこそうな笑顔を浮かべた。

「で、なんでお前がこんな写真持ってんの?」

ミヌはようやく自分が聞きたかったことを聞く。

「えとね、夏休みのダンス部の練習のときに撮らせてもらったんだ。
 僕、写真部なんだよ。知ってた?」

「そうなんだ。」

ドンワンがカメラを持っている姿は何度か見たことがあるし、
学校行事のときも、そういえばみんなの写真を撮っていた。

「自分がダンスうまくできなくて落ち込んでるときに写真なんか撮るな、
 って言われたんだけどね。
 なんか、すごい気になっちゃって。
 出来上がった写真見たら、俺の勘は外れてなかったね。」

「なに? 勘って?」

「そりゃさ、彼は被写体としてすごく良いってことだよ。」

「そうなんだ。俺、写真のこと詳しくないけどさ、
 この写真、気に入ったよ。」

「ほんと?」

「あぁ。」

「ミヌに褒められるなんてうれしいな。今度、ミヌの写真も撮らせてよ。」

「うん、別にいいよ。」

「じゃさ、ぴるぎょにもこの写真見せたいから、部室に連れてってもらってもいい?」

もしかしたら、ぴるぎょに会いたいというのがドンワンの本来の目的だったかもしれないけれど、
ミヌは、ダンス部の撮影係りとして、ドンワンは使えるんじゃないか、と
ひらめいた。

「おぉ、もちろん! じゃ、早速今日の放課後に来るか?」

「うん!」

2人の思惑は一致した。


**********************


「ぴるぎょ、お前、ドンワンのこと知ってるだろ?」

放課後、部室に連れ立って入ってきたぴるぎょとじょんひょくに
ミヌが声をかける。
ミヌの隣には、あの日、自分の写真を撮っていたキムドンワンがいる。

「よう、ぴるぎょ!」

明るく声をかけてくるドンワンに、じょんひょくが鋭い視線をよこす。

「……だれ?」

じょんひょくは、ドンワンではなく、ぴるぎょのほうに向かってたずねる。

「……誰だっけ?」

ぴるぎょの答えに、ドンワンはずっこけそうになる。

「おいおい、なんで忘れるんだよ。夏休みの最後の日にさ……」

「分かってるよ、キムドンワンだろ。」

「なんだよ、それ。」

「ちょっとした冗談じゃないか。」

「ぴるぎょって冗談言うタイプに見えないから、本当に忘れられたのかと思ったよ~。」

ぴるぎょになれなれしい態度のドンワンに、
じょんひょくのほうが少しいらだった表情を浮かべている。

「僕は、ミヌのクラスメートのキムドンワンです。
 写真部で、この間ぴるぎょ君の写真をたまたま撮らせてもらって。」

そんなじょんひょくにお構いなしに同じようなテンションで
ここまでは、じょんひょくに向かって愛想よく話し、そこから先はぴるぎょのほうに
向き直って続ける。

「出来上がったから、見てもらおうと思って……。」

さっきの写真をぴるぎょ達に見せる。

「あっそう。いいんじゃない?」

とぴるぎょは素っ気無く応じる。
じょんひょくのほうは写真を凝視している。
言葉にはしないけれど、その写真のぴるぎょの美しさに
見とれているようだ。

「これ、プレゼントだよ。」

ドンワンがその写真を差し出しながら、ぴるぎょに言う。

「ありがとう。……うまく撮ってくれて。」

思わぬぴるぎょからの言葉に、ドンワンはすごくうれしそうな顔をする。
じょんひょくは……カメラを構えていたドンワンの
被写体への愛情みたいなものを感じてしまう。
……嫉妬!? 自分でもよく分からなくてあまり顔をあげずに言う。

「さっ、練習しよっか。」

その言葉をさえぎってミヌが話し出す。

「あのさ、学園祭、やっぱり3人でなんかやらないか?
 ポスターの写真をドンワンに撮ってもらってさ、
 なんかかっこいいことやろうぜ。」

「……俺、まだ自信ない……。」

ぴるぎょは、相変わらず後ろ向きな発言をする。

「なんでだよ、やってみないと分からないじゃん。
 誰だって一発目からうまくいくわけないんだから。
 とりあえず、やろうぜ。」

「そうだよ。僕も3人の写真、撮ってみたいし。」

まったく……部外者が口挟むなよ、とじょんひょくは思いながらも
3人でやるということには賛成だ。

「……考えさせて。」

「よし、じゃ、もうちょっと時間あるし考えてみて。」

ミヌはぴるぎょを追い詰めないように、笑顔を見せながら言った。

「練習、見学していってもいい?」

ドンワンの言葉に、ミヌとぴるぎょは頷く。
じょんひょくは、我関せずという顔をしている。

「じゃ、写真も撮らせてもらうね。よろしく。」

「あぁ。適当にやって。」

部長のミヌの許可を得て、ドンワンは練習を見学しながら
気ままにシャッターを切っている。

3時間ほどの練習の間、ドンワンは退屈そうなそぶりも見せず、
一生懸命写真を撮ったり、ときには3人に飲む物やタオルを持ってきたり、
こまごまとした気のきくヤツだ、というミヌの最初の印象にたがわない
働きぶりだった。

「……じゃ、ここまでにしようか。」

ミヌの合図で練習はお開きになった。

「あのさ、これからもたまに練習見に来てもいい?」

ドンワンが聞く。

「そりゃ、もちろん。写真も撮ってくれていいし、
 なんなら一緒に練習してもいいし……。」

「ほんと!?」

後半の部分は、ミヌは冗談のつもりで言ったのだけれど、
ドンワンはとても喜んでいる。
ダンス部の撮影係りとしてはとても良いと思って誘ってみただけで、
ドンワンもダンスをする、とまではミヌも期待していなかったのだけれど、
何度か練習に顔を見せるうちになんとなくドンワンもダンスをしてみることになり、
決してダンスがうまいわけではないけれど、
これから先、ダンス部の中で「撮影係り兼救護係り兼ぴるぎょのライバル」という
大事なポジションを占めることになるのだ。






どんわんもダンス部に無理やり入部させました~(・▽・)ノ
学園祭はどうなるでしょうか!?

またどんどん続けていきたいと思います~(-^0^)人(^0^-)
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